コロナの特別定額給付金が、振り込まれました。
結構早いほうではないのでしょうか?
報道では、マイナンバーカードのマイナポータルからの申し込みであっても、市の中の処理や確認作業などで、定額給付金の振り込みは、郵送での申し込みと変わらないといわれていたので、どうかな?と思っていました。
手続きしたのが、5月3日(日)
GWであったので、開庁日が、5月7日(木)
給付決定通知書が発行されたのが、5月13日(木)
一週間ほどで、市の処理が終わったということです。あとは、銀行に入金依頼をして、5月15日の朝には振り込みがされたわけです。
特別定額給付金については、いろいろと言われていますが、マイナンバーカードを使えば、地方自治体によりますが、ある程度のスピードをもって手続きがされたということです。もしかしたら、電子申請の件数が少なくて、余裕があったかもしれませんが。報道によると、マイナンバーカードの発行が、全体の16%ほどといわれています。そこから手続きをすることができる人はさらに少なくなります。まず、NFC対応のスマホをもっていない。マイナポータルをインストールできない。マイナンバーカードの暗証番号を忘れた。電子署名の暗証番号を忘れた。などのハードルで、カードを持っていたとしてもできない人もいるから、実際のパーセンテージはもっと少なくなるのではないのでしょうか。
マイナンバーについては、会社の年末に書くあの書類「扶養控除等(異動)申告書」で必要になりますが、通知カードで個人番号がわかるので、特に必要性を感じることがないですよね。
そんな中、マイナンバーカードを作ることになったのは、そもそも住基カードをもっており、住基カードがあれば、開庁時間外も市役所建物の外にある無人機で、住民票や印鑑証明書の発行を受けることができるのがメリットでした。
多少発行手数料も安かったと思います。そしてマイナンバーが導入されると、証明書無人発行機(この無人発行機も大概調子が悪いときがあったっけ。そんなに頻繁に住民票を取りに行くわけないのに、3回ほど市役所の職員を呼んだこともありました。時間外でも発行ができる無人機、そもそも使う人もあまりいないので、待ち時間がないのもよかったですが。)が廃止になりました。
役所の時間外でも証明書を発行してもらおうとするとコンビニのマルチコピー機になり、そこでマイナンバーカードが必要となるわけです。
コロナの特別定額給付金の一件で、かなり認知度が広まったマイナンバー。市役所に提出する書類に押す判子も、PDFに電子署名することができれば、紙代や郵送代もかからずにできるのではと。もしかしたら、すでに活用されているかもしれませんが、もしそうであれば知られていないというのも問題です。なんにせよせっかく作ったマイナンバー制度です。電子署名などで、もっと活用できればいいなと思います。
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